マスメディアの「構造」と「空気」  問いかけと問い直しのメディア論

「メディアとは何か?」 ――私たちは問い続けなくてはならない!

マスメディアの「構造」と「空気」  問いかけと問い直しのメディア論

柴山佐利・編著
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これまでのメディア論に類を見ない、
「問いかけ」と「問い直し」による新しいマスメディア解釈


メディアへの疑問、コミュニケーションそのものへの深い「問いかけ」と「問い直し」こそが、閉塞感に覆われるメディアと広告業界を再生に導く。本書はマスメディアというものを、「そもそも」から問い直すプロジェクトを起点として生まれた。本書そのもので、この深い問いは暫定的な答えを出したに過ぎないかもしれない。しかし、この本を契機として、その「問い-解答」の運動は広まっていくに違いない。

内容紹介


原テキスト

  • テキストⅠ 「コミュニケーションモデル」と「インフォメーションモデル」
  • テキストⅡ 「媒体性」とは何か?「架橋性」「代補」「召喚」「幻想」

第一部 メディアとは何メディアかをマクロ視点で問い直す

  • 第一章 マスメディアの構造と機能
    コミュニケーションは「正しい理解」がなくても接続される/コミュニケーションの接続プロセス/社会システムが生成する起点=表現領域/貨幣メディアによる市場システムの形成 ほか
  • 第二章 ウェブとマスメディア
    ウェブ礼賛論が含み込んでいるもの/マスメディアに優越するウェブの特性=「参加性」/グーグルの新自由主義的発想/ウェブメディアの行き詰まり ほか

第二部 空気という力 コミュニケーション流をつくるミクロ力学

  • 第一章 ミクロ力学=同調を発生させるものとしての「空気」
    なぜミクロ力学から考えるのか/ブリコラージュ-調和が生み出されるプロセス/メディアが作動する場-変わらないもの・変わるものの交点/排除・包摂を弁別するものとしてのKY/差異と差別化の商品としてのエンターテインメント ほか
  • 第二章 相転移を引き起こす-「空気の空気」としてのマスメディア
    ポストモダンを見据えることから次を考える/「どこにもいけない」感覚/オタクから考えてみる-「いい大人が執着する」という侵犯行為/「キャラ」「おバカ」-他者からの「言い当て」の「絶対的引き受け」/ポストモダンの公共性-「お笑い」という事件がつくる空気 ほか

参考文献


書籍データ

A5判並製 / 472ページ / ISBN 978-4-88335-227-2