2009年10月 1日 発売
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最近のデザインはおとなしい、とよく聞きます。行儀がよく、無難で、きれいにまとまっている。それはそれでいまの時代に合っています。
が、昨今そういったデザインがあまりにも多く、巷であふれてはいませんか。閉鎖的ないまの状況下、それはデザインの分野だけではなく多くの分野においても同様に見られる傾向です。
失敗を恐れ、うまく運んだ前例を踏襲し、最大公約数的なところに落ち着く。それがいまのコミュニケーションデザイン力が弱いといわれる一つの要因である気がします。
とはいえ、突き抜けたもの、革新的なものを実行するのはとても勇気が要るし、リスクも多い。いまそういう挑戦的なデザインが求められている気がします。
既存の価値観や基準をジャンプしなければ、新しい道や表現は切り拓けません。今回のデザイン会議はこのテーマでデザイナーのグエナエル・ニコラさん、漫画家/イラストレーターのしまおまほさん、写真家のたかはしじゅんいちさんの三名で話し合いました。
特徴や機能を詳細に記し、商品名を大きく見せる。タレントが商品を片手ににこやかにほほえむ。そんな日本のグラフィック広告をスペック的と揶揄する人もいます。
伝えたいことがたくさんある企業の要望を叶えるため、どうしてもそのような表現を選択するのも事実です。
それに比べて、海外の広告は、訴求するメッセージが絞り込まれ、強烈なインパクトのあるビジュアル、ウィットに富んだ表現が目立ちます。見る人を引き込む魔力のようなものがあるのです。
今回の特集では、2009年に掲出のあった作品を中心に最新の海外グラフィク事例を紹介。一枚の絵や写真に込められたアイデア、生活者からの反響に迫ります。
メディア環境が多用化し、映像やWebメディアに広告の潮流が進んでいますが、古くから使われてきたポスターやビルボードはまだまだ新しいことができる。グラフィク広告はアイデアの宝庫なのです。
青山デザイン会議: 既存からのジャンプ!
特集:グラフィックでみる世界のアイデア
特集:CG・レタッチで進化する広告※ご注文合計が3,000円以上、または雑誌定期購読と同時ご注文の場合は、送料および代金引換手数料は無料です。
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